レッスン中、競技会などで何回も耳にしている音楽なのに、曲名も
知らず、いつできた曲なのか、作曲家・作詞家が誰なのかもわからない、
という経験はありませんか? このコラムでは、ダンス音楽の名曲を
紹介していきます。


第1回 “マンハッタン”(1925 Lorentz Hart, Richard Rogers)

Manhattan
このCDの8曲目に収録されています。
(C)DANCE AND LISTEN LIMITED

 ボールルームダンスのベースとなるダンス音楽には、イギリスやアメリカのミュージカルのナンバーが数多く使われています。
 1920年代のアメリカ、ブロードウェイで上演されていた初期のミュージカルには、一貫したストーリーはなく、歌手や踊り手が主役のレビュー形式をとっていました。
 1920年代は、禁酒法の下でありながら、女性の服装がより軽快になったり、チャールストンが大流行したり、活力に満ちていました。ジャズの発祥・普及とともに、多くの作詞家、作曲家がジャズと黒人文化の影響を受けた時代でもありました。

   ユダヤ系の作曲家リチャード・ロジャースは、兄の友人の作詞家ロレンツ・ハートとともに、1925年、劇団シアター・ギルドのレビューのための音楽を作ります。“マンハッタン”は、この中の1曲であり、スタンダードナンバーとして今日まで演奏されています。
 大恐慌前のニューヨークの希望に満ちた雰囲気をしのばせる洗練された歌詞、明るく軽快なメロディ。“マンハッタン”は、スローフォックストロットの名曲です。

“マンハッタン”の歌詞は、このサイトを参照してください。
http://www.thepeaches.com/music/
composers/rodgershart/Manhattan.
htm



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